ラッピング講座 五味栄里の小部屋
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エッセイ 《vol.86》 エッセイ:我が家特製の朝鮮漬け


あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 さて、新年最初の小部屋では毎年年末に行くヨーロッパでみかけたラッピング&ディスプレーのご紹介をしておりましたが、昨年末は旅行に行けなくなったため、今年は我が家秘伝の朝鮮漬けのお話で始めたいと思います。

新年を迎えて、元旦の朝に皆で囲む食卓には、その家の主婦が腕を振るったおせちが彩りも鮮やかにところ狭しと並びます。一年の幸せを願って皆で頂くお正月料理にはその家独特の伝統が生きている個性的なお料理も多いと聞きますが、我家にも、独特なおせち料理があります。家族や、知人がこれを頂かなければお正月が来た感じがしないとまで言わしめるそれは、通称、朝鮮漬と呼ばれている漬物です。

毎年私の母が暮れに漬け、お正月に頂く、この朝鮮漬けはかれこれ50年近くになる、まさに我家にとっては伝統のおせち料理です。漬け方は母が静岡に住んでいる時にご近所のお友達から教えていただいたそうですが、この変わった名前の由来はこの方が引き揚げ者で大陸のどちらかに住んでいらしたときにその土地の人から習ったので、そのような名前になったのではないかと、想像しています。今回はこの漬物のレシピを皆様にご披露してみようと思い立ちました。お正月でなくても、寒い時期の手づくりの漬物は食卓を彩る大切な冬のメニューになると思います、どうぞ、われこそはと思う方は試してみてください。クセになる美味しさです。
尚、秘伝中の秘伝のレシピなので、これを公開するには、母の協力が無ければ実現しませんでした。母へは絶大な感謝!です。




白菜塩漬け 8株〔1/4切り分けた物を32個〕
具(大根5本/人参1本/分け葱2束/じゃこ3袋/生姜大2個/にんにく1個)
だし汁(昆布3枚/削り節1袋/煮干半袋)

1. 具を作ります。

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1.

大根5本と人参1本を千切りにします。これがとても根気が要る仕事です。我家は器具を使用して大きなホーローの入れ物にお箸を架けてこのような形で千切りにしています。

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2.

一掴み塩を入れてぎゅっぎゅっと材料を手のひらで圧します。これで水分が大量に出てきます。

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3.

材料を手でグッと絞りながら水分をきっちりと切り、材料を取り出します。

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4.

葱を2束みじん切りよりやや大きめに切ります。

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5.

にんにく1個、生姜2個をみじん切りにします。生姜は多いようですが、たくさん入れた方が香りがよろしいと思います。

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6.

じゃこを3袋用意します。

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7.

3. の水分をきっちり切った大根と人参に葱と生姜とにんにくを入れてかき混ぜます。これで具が出来上がりました。

2. だし汁

1.

前の晩から水3リットルに煮干半袋を入れておきます。

2.

それに昆布を入れて、火を入れます。沸騰寸前に昆布を取り出します。

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3.

沸騰してから、削り節を入れて、一煮立ちさせてから煮干と削り節を取り出します。

4.

醤油と酒を入れて味付けをします。ちょうど、つけそばのつゆぐらいのお味と思ってください。

3. はさみこみ

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1.

4つ割りにした白菜漬けの葉を広げるようにして置きます。

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2.

葉を一枚づつめくりながら具を入れます。

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3.

すべての葉の間にサンドイッチのようにはさみこみます。

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4.

具がこぼれ落ちないように丸く巻き込みます。こ丸い形が漬け込みやすいようです。

4. 漬け込み

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1.

漬け込みダルのなかに、きっちりとすきまのないように並べていき、何段も重ねます。唐辛子をぱらぱらと入れ込みます。

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2.

だし汁を煮たときに使った昆布も所々で敷き詰めます。

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3.

全部並べ終わったら、上から冷ましただし汁を流し込みます。

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4.

上にこぶし3個分くらいの大きさの重し〔石〕を乗せます。あまり重いとだし汁を吸収しません。

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5.

1週間くらい漬け込むとおいしい食べごろになります。



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